新潟祐斎ぎゃらりー

フリースペース新潟祐斎ぎゃらりー体験

世界が認めた染色作家 奥田祐斎氏の作品が常時展示してあります。

北斗の拳の原哲夫さん、仁の村上もとかさんとのコラボ作品の展示、祐斎氏のDVDもご覧いただけます。

 

絹・水・火・染料を絶妙に操り、自然との調和から生まれる「にじみ」の美しさはまさにアートである。 その卓越した色彩感覚は、色の魔術師と称される。 古代染色家でもある奥田祐斎は、これまでに多くの研究を通し、独自の染色技法を開発。日本の恵まれた気候風土を最大限にいかしながら、日本の誇りと染色芸術を内外に発信し続けている。

1950年 紀州熊野で紺屋の四代目に生まれる。
1980年 祐斎染色研究所設立。
1984年 ジャパンインロッテルダム84シカゴ祐斎コレクション発表。
1985年 日本文化展(東京プリンスホテル)
1986年 香木染(白檀、伽羅)を発表。
1987年 天然記念物の大賀蓮染を発表。天台烏薬の打掛を発表。
1992年 夢黄櫨染(ゆめこうろぞめ)を発表。
1997年 500万年前の古木染発表。
2003年 嵐山祐斎亭設立。
2005年 韓国ドラマ「美しき日々」コンサートの舞台美術。
2007年 SONY bravia のCM特別番組に登場。
2008年 ルーヴル・パリ装飾美術館に出品。
2009年 故郷熊野にてパリ出品再現展。(熊野文化センター杮落し)
2010年 大覚寺へ奉納。(如法衣)
ルーヴル美術館・ギメ美術館の修復家、学芸員17名が祐斎を訪問。
2011年 西本願寺へ奉納。(親鸞聖人タペストリー)
青蓮院へ奉納。(不動明王タペストリー)
2012年 フランス文化通信省主催のクリスマス・チャリティープロジェクトに作品参加。日本とパリにて作品が落札される。(作品/日本の灯り)(阪急阪神百貨店うめだ本店・パリロスチャイルドホテル)
2014年 茨城県鹿島神宮へ奉納(タケミカヅチノオオミカミ タペストリー)
NY近代美術館(MoMA)で常設展示販売を開始

奥田祐斎独自の染色技法である夢こうろ染は、平安時代から一部の天皇の側近にのみ伝えられてきた黄櫨染(こうろぜん)を基礎とする。太陽を浴びると、宝石のように色が曜変する魔法のような染めは、染めのアレキサンドライトと称される。

 

2009年12月 いやしろランド 新潟祐斎ぎゃらりー展覧会

ルーブル出展作品を展示してくださいました。


展示風景
  

染小話 皆さん真剣に聞き入ってくださいました。


早乙女 太一さんに提供した鳳凰の衣装です。
皆さん羽織って記念撮影

お客様と記念撮影も

 

お茶目な先生です。
クリスマスのイルミネーションがガラスに映ってキレイです。

2011年4月 NSTギャラリー 夢の染色仏画アート展

オープニングセレモニー

象山こと北斗の券の漫画家 原 哲夫氏とのコラボ作品 不動明王 を新潟市に寄贈させていただきました。
 

仁を書いた漫画家 村上もとかさんとのコラボ作品 慈母観音


陶彩画家 草場一壽さんとのコラボ作品 水の菩薩 花音ちゃん

 

展示会風景がNSTニュースで

 

2016年10月 迎賓館TOKIWA様 夢の染色アート展2016

展示会前日の料理堪能会で宣伝中 
バックには1メートル×2メートルのタペストリーを展示


外からのショット とっても幻想的でした。
 


お客様にサイン色紙をプレゼント中

展示風景 男性にも人気のネクタイやポケットチーフ

バックやスカーフ

アート作品も

祐斎先生は、私の人生を変えた恩師でもあり兄貴のような存在でもあります。

出会いは今から20年以上前にさかのぼります。

イヤシロチの著書でもある船井幸雄さんが世の中のすごい人たちを紹介するTHE FUNAIという本の連載をされていました。そこに紹介されていたのが染色作家 奥田祐斎先生でした。

当時私はニットの商社に勤務しており、
超まじめで融通の利かないサラリーマンでした。

人生にも行き詰まりを感じて自分を変えたいと思っていた時期でもありました。

「この方に会ってみたい!」

直感を信じられなかった私は、お着物とニットの違いはあれど染色にはすごく興味があると自分を動かす理由をつけて、いてもたってもいられなかった私は手紙を書いたのです。

そして後日お電話して素敵な声の女性に先生にお会いしたい旨をお伝えしたところ

「いいですよ~(京都弁)」

やったー いざ京都の工房へ

当時は京都市内にある町家を工房にされていました。

電話で対応してくださった素敵な京美人のスタッフさんにお茶を出していただき緊張して待っていました。

しばらくすると

祐斎先生「おっ! よく来たな(#^^#)」

大江「はい、ヨロシクオネガイシマスm(__)m」

おしゃべりが上手くない私はめっちゃ緊張しながら、
たどたどしくご挨拶させていただきました。

それから直ぐに作品を観せてくださいました!

お着物に遊び心で東海道五十三次が描かれていたり、
ゴルフスイングの連写が描かれていたりと私の常識を超えた驚きがありました。

高価なお着物を遊び道具のようにしていいのかな・・・?

そんな私の心配をよそに
私が笑ったり驚いたりするのを嬉しそうに説明してくださいました。

先生は本当に染色が好きなんだな~

そんなことを考えていると言葉が湧いて出てきました。

〝あ、自分の好きなことで好きなように仕事してもいいんだ″

そして一通り説明してくださった後で

「おまえ夜、空いてるのか?」

と飲みに誘ってくださったのです。

空いてます、と言ったもののお小遣いがありません。

大江「先生、私お金持ってないんです。」

祐斎先生「気にするな!」

初めて訪ねてきて作品を買うわけでもない、
一介のサラリーマンの私を誘ってくださったのです。

食事先では、後に出版される洒落文字を書いては私や店の子たちを笑顔にさせてくれます

お付き合いを重ねてわかったのですが、各界のすごい方とも交友がありながら普通の近所のオジサンとも仲良しなんです。損得勘定や差別がなく自分が好きかどうかで人付き合いをされている。

だからストレスがないんだ!

やりたい放題やっているように見せていて、
実はすごく気配りしている繊細な面も持ち合わせている。

こういう生き方っていいな~

私は今まで背負っていた重い荷物の原因を見つけたような気持になりました。

これが正しいはず
頑張らなくては成果は出ない
こうしなければいけない的な
自分や他を窮屈にするような考え方を捨て去って自由になってもいいんだ!

そんなふうに思わせてくださいました。

おかげで少しずつですが自分を修正してこれたと思います。

今では家内にあなたは自由でいいですね~と言われています。

その後のお話ですが、
アポなしで遊びに行ってもいつも歓待してくだいました。

イヤシロチ体感ルームを作るときに
ここに訪れるお客様に祐斎先生の作品を観ていただきたいと
作品をおかせていただくことになりました。

それだけではなく、
その年の年末に先生が来てくださり初の個展も開催することができました。

今では少しでも恩返しができるように楽しんでお付き合いをさせていただいております。

体験申込み

ツイート、いいね!・シェアお願いします。